昨年末から目覚めてしまった絶景フォト(笑)
中国山水画の街・桂林。その海の桂林とも言われる世界遺産ハロン湾に行ってきました!
絶景という名にふさわしく、ハノイから車で片道約4時間、往復8時間もかかります。
緑色の海の美しさとそそり立つ奇岩の迫力は、息をのむほどの絶景。
カメラ女子だったら大興奮すること間違いなし。行く価値、とってもありました!
絶景フォトの撮影ポイントもしっかりお伝えします♪
日帰りハロン湾ツアーはどれにする?
オットは一日早く帰国することになり、日帰りツアーにしようと決めていました(JAL便は深夜ハノイ発なので、当日ツアーで間に合います)。調べると大きく4つのパターンがあります。
・送迎車&船共にグループ参加
・送迎車あるいは船、どちらかがグループ、どちらか貸切
・送迎車&船共に貸切
・セスナ(飛行機)&船貸切
はい、上の選択肢にいくほどコストが安くなります^^。
時間の節約をするならば、断然セスナ利用!車で行くとなると最低でも約11時間かかりますが、セスナだったらなんと半日!早い〜。でも、ひとりUS700ドル。あまりにお値段が高すぎで即却下(笑)
なので、現実的な許容範囲だったVELTRAベトナムのオプショナルツアーのTNK&APT社の船&往復送迎貸切のツアーに参加しました。
大人一人145ドル、小人(3〜9歳)73ドル。
11時間もガイドさんと送迎車&船、全部プライベートで貸切です。むしろ安いかも?と思ったほど。周りを気にせずにマイペースに動けるのは子連れにもいいですね。
贅沢に45人乗りの船が貸切!
台風が接近中だったハノイ。
直前2日間、そしてなんと当日の朝のクルーズも全て中止!!
ガイドさんによると、2日間お客様を連れていったにもかかわらず運行中止でUターンしたって聞くから、もう本当にドキドキしました。
当日朝から雨だって降っていません。
それに、これまたガイドさんによると、ハロン湾内の船は、どんな大型でも時速5キロというルールがあるそう。基本的に「湾」だから波だって穏やか。これで、運行中止でUターンすることになったら、ワタクシ大暴れしそうでした(笑)
専用車も大きくて快適でしたが。驚いたのが船が巨大だったこと!なんてたって45人乗りを三人で貸切に!!
ちょっと広すぎかな(笑)
贅沢です。
繰り返しますが、湾内は時速5キロというノロノロ運転の船。(歩けるならば歩いた方が早いくらい・笑)
基本的に全く船揺れしません。
ティエンクン洞窟見学を入れて約4時間のクルーズです。
ものの10分もしないうちに、奇岩の中に。
こんな風景を見ながらコース料理のお食事がスタートします。
オットも大興奮。邪魔よーと言っているのに、全く無視で好き勝手に写真をパチパチ撮ってました(笑)
ま〜〜〜〜〜ったく期待していなかったコース料理。
これが、本当に美味しかった!
驚きの美味しさです。良い素材をシンプルに味付けしたのが良かったんじゃないかな。
食事中に小さな船がやってきて、シャコやハマグリを売るお兄さんが乗り込んできました。
シャコ1匹US5ドル、ハマグリ1個US3ドル。
ん?高すぎじゃない???築地市場より高いのはちょっとおかしいでしょ〜。
ということでシャコ3ドルに負けて!と言ったら、お兄さん逃げて行きました(笑)後からやってくるクルーズ船に売りつけるんだってbyガイドのお兄さん。たくましい。
料理が思いの外美味しかったので、白ワイン頼みました。VN700,000ドン。
飲み物は全て追加料金がかかるので、お水だけはたっぷり持参しましたよ。
小舟のオプションツアーはぜひ参加したい
船に乗って数分後。
ガイドのお兄さんがやってきて、小舟に乗り換えてハロン湾巡る30分程度のオプショナルツアーを紹介してきました。一人約US5ドルくらいだったかな。(すでに記憶が不確か…)
もう二度とくることはないと思うので参加して見ました。
これが、小舟だからこそ行けるような場所に連れて言ってくれるので、これまた感動の絶景に出会えました!
小さな鍾乳洞?をくぐると、そこはまるでアバター(映画ね)の世界!
ガイドのお兄さんに聞くと、実際に撮影にも使われたとか。
人生初めて見る景色。圧巻の自然の造形美に、その感動を残したくってただただ写真を撮っていました。
ハロン湾クルーズしたならば、是非是非参加してほしいオプションツアーだと思います。
ちなみに。
カヌーでめぐるツアーもありましたよ。
HANAさんがいるので、わたしたちは普通の小舟にしましたが、それも楽しそうでした!
ティエンクン洞窟は、最後のフォトスポットがオススメ
クルーズも終盤。こちらも世界遺産と言われる鍾乳洞窟・ティエンクン洞窟へ行きました。
半年前に大きく足場が改修され、登りやすくなったそうです。
気温がかなり暑く、ヒーヒー言いながらも、せっかくなので参加してきました。
かなり巨大な洞窟です。
赤、黄色、緑や青とカラフルにライトアップされているのが、なんともベトナムらしい(笑)
ライトがあるとはいえ、かなり暗いのでナイトフォトのテクニックが活かされます。
実は、ワタシが一番感動したのが洞窟を出たところのフォトスポット。
なんとハロン湾を見下ろすように写真撮影できるのです。
道のりのアップダウンが激しく、暑い時期はとても体力を消耗します。
ですが、ハロン湾バックの写真ってなかなか撮れる場所がないので、非常に価値がありますよ^^。
ハロン湾の絶景<緑色の海><断崖絶壁>を美しく撮るコツは?
事前準備のリサーチで色々なブログを訪れ、たくさんのハロン湾の写真を見てきました。
プロのフォトグラファーとして言わせていただくならば、正直どれもイマイチ。
なんでかな?って疑問に思っていたんです。
・ハロン湾の天気は、たいてい曇であること
・土と違って水面には表面反射があること
この2点がポイントになります。
実は、これは カメラの弱点 でもあるんですよね。
曇りの日は、非常に青っぽく写りやすいので、ホワイトバランスを調整することが大事になります。さらに、<色味>があせて見えやすくなるので彩度は強めにする必要があります。
また、水面の表面反射。地面は土なので光を反射しませんが、水面は角度によっては思いっきり光を反射します。この解決策としては、実は単純。岩の陰など利用すると、反射面をとらえずに「緑色」が表現できるようになります。
これはアングルがポイントに。
水平に撮るなら、水平に。
デフォルメ効果を狙うなら、角度をつけて。
メリハリをつけて撮影するのが大きなポイントです。
デフォルメ効果を使う場合、小舟に乗るオプションツアーで奇岩に近寄った時はベストタイミング。ぐ〜んと見上げて撮影してみると楽しいです。
せっかく訪れた「絶景スポット」。
幻想的な景色を体感しながら、その感動をぜひ写真に残してくださいね!
もっと詳しく理屈が知りたい方はぜひ10月開講「旅フォト講座」へご参加ください♪
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