WordPressとJimdo、何が違うの?
最近、多くいただく質問があります。
WordPress(ワードプレス)もJimdo(ジンドゥー)も、無料とか簡単などのキーワードを売り文句にしているホームページ作成ツールです。
なので、一体、何が違うのか?
疑問に思う方も多いと思います。
その違いについて、「初心者」「ウェブ知識がない方」にもわかりやすい言葉でまとめてみました。
WordPressとは
Jimdoとは
*ちなみにWIXも同じような形式です。
比較ポイント1:料金
無料と言われていますが、じつはカラクリがあるんですよね。インターネット上でホームページを表示させるためには、そのホームページで使用しているデータ類(文章や写真、バナーなど)を保管するための倉庫=サーバーがインターネット上で必要となります。
なので、ホームページ作成の「ツール」自体は無料ですが、データ保管としてサーバー(レンタルサーバー)を借りて、その保管料(サーバー代)が別途かかってきます。
WordPressの場合は、自分で独自ドメインを取得、そしてサーバーを借りて利用します。一般的な「.com」は1年間約1,000円(ムームードメインなど)、サーバーは1年間約3,000円(ロリポップなど)程度です。
WordPressでかかる費用:年間約4,000円程度
Jimdoの場合、独自ドメインは自分で取得しますが、サーバーはJimdo自体が兼ねてくれています。一般的な「.com」は1年間約1000円(ムームードメインなど)に、「JimdoPro」は月950円、1年間約11,340円です。
Jimdoでかかる費用:年間約12,340円程度
・最初の手続きは少し面倒臭いですが、圧倒的に運用コストはWordPressのほうが安いです。
また、レンタルサーバーの料金プランによっては料金内で何個もホームページを運用できます。
・ドメインさえ取得すれば、Jimdoは簡単に初期セッティングが完了します。
・年間約8000円の価格差。10年間利用すると8万円の価格差になります。
・ちなみに。Jimdoには無料プランがありますが、その場合は独自ドメイン(オリジナルで作ったホームページのアドレス)での表示は不可能となります。
つまり、「http://○○○.jimdo.com」といったように、○○○にあたるところに自分の決めたドメイン名がきて、必ず「jimdo.com」が後ろについてきます。
比較ポイント2:ウェブサイトの作りやすさ
プログ記事のようにページを作成し、その配置をセッティングしていきます。そのウェブサイトのデザインは、無料・有料、さまざまなデザイン・テンプレート(テーマと呼ぶ)があります。
ただ、そのテーマの構造によっては、作成するのに非常に難しいものと簡単なものがあるのです。デザインが格好良いからといって難しいテーマを選んでしまうと、設定が複雑で、初心者はまったく作成できません。(ワードプレスで挫折する方は難易度高いテーマを選択した場合が多いです。私自身も過去に経験済み・苦笑)
けれども、一度、WordPressの仕組みや操作性もマスターさえすれば、自分の目的にあった効果的なテーマを利用できます。そして、いつでも簡単にテーマ(デザイン)を変更できます。過去の記事などそのまま利用できます。
有料プランJimdoProにおいてもテンプレートの種類はかなり限定的です。ですが、テンプレート上でドラッグ&ドロップで、ブロックを組み立てるようかのように視覚的、感覚的に操作しながら作成することができます。
全体的にスタイリッシュなデザイン。
それぞれのデザイン・テンプレートによって作成できることは限定的ですが、簡単に作り上げることができます。
・WordPressはデザイン・テンプレートが非常に種類豊富にあります。けれども、選ぶテンプレートによって、作成時の難易度が大きく異なります。
・WordPressの場合、プラグインという拡張機能があるので、ページの装飾など簡単にお洒落に仕上げることが可能です。
・Jimdoはテンプレートの種類は限定的だからこそ、視覚的・感覚的操作によって簡単に作成できます。
比較ポイント3:ウェブサイトの更新しやすさ
ホームページ内のインフォやお知らせといった投稿式ページの更新は、これは自分でホームページを作成できたのであれば、WordPressでもJimdoでもどちらでも更新しやすいです。
そして、ホームページを運用していく上ででてくる「ページ」の追加や変更。
これに関しても、自分で作成したからこそ、簡単に変更できます。
・WordPressもJimdoも基本的な構造、操作性をマスターすれば、どちらも同じように更新しやすいです。
まとめ
じゃあ、どっちがいいの?
ってことになります。
WordPressはデジイチカメラ、Jimdoはコンデジ。
つまり、デジタル一眼レフカメラ(通称デジイチ)は、いろいろな機能を細く設定して撮影するからこそ、個性的な写真、自分が好きな写真が撮れます。
まさにWordPressがデジタル一眼レフカメラ。豊富なデザインから自分の目的にあったデザインを選び、プラグインを使って、自分の好きなようにカスタマイズ。自分らしいホームページが作成できます。
一方、コンデジカメラは、オートで撮影する分、そこそこ満足した写真は撮れます。でも、いざ、ちょっとあんな写真が撮りたい、こんな風な写真が撮りたいと思った時に、それができない。
Jimdoは「型」がしっかりある分、作業がやりやすい。でも、どうしてもその型の中で限定されてしまいます。
ちょっと何か加えたいといった場合、応用しにくいのがJimdoです。
WordPressは初心者には向かないと書かれているサイトをときどき見かけます。
基本をすっ飛ばして、難易度の高いデザインを選んで作業をするから、かなり難しい。挫折してしまうのです。
カメラでもマニュアル撮影は難しい!と思われますが、まったくの初心者でも、その機能、操作性、そして、写真表現への効果を学ぶと、短期間で自分の<好き>や<個性>を表現した写真が撮影できるようになります。
ワードプレスでのホームページ作成も全く同じ。
目的にあった扱いやすいデザインを選び、基本を理解して作業すれば、自分のお気に入りのホームページができます。さらにメニューを増やしたり、インスタグラムを表示させたり、ギャラリーを作ったり…自分のやりたいことすべて叶うホームページに仕上がります。
実際、美食同源WordPress講座にご参加のPC苦手さん、はじめてさん。こちらもフォトレッスンと同じように基本がわかると、みなさん自分でウェブサイトを作成しています。
・思いどおりの、変更や更新しやすいホームページを作成したい
・ホームページ維持費は安くしたい
・お金をかけずに(独学で)作りたい
・年間12000円程度のコストが気にならない
残念ながら、女性の場合、独学でワードプレスでホームページを作成するのは難しいと思います。上記にも書いていますがレッスン(講座)に通ったり、あるいは通信講座を受講することを強くお勧めします。
理由として、女性の方が「最短で自分のイメージどおりのモノを作りたい」という欲求が非常に強い傾向にあるから。
正直、ちまたにあるワードプレス・ホームページ作成の参考書どおりに簡単なデザインのサイトを作成してみれば、基本をしっかり学ぶことができます。その後、自分の好きなデザインを採用して応用すれば良いのです。
ですが、なかなか、女子は<参考書通りに>サイトを作成する人がいないんですよね。
基本を学べるからといって、自分の好みでないデザインで作成することが難しいようです。
これは、もう男女の脳みそ構造違いじゃないかって思っています。(笑)
これまで何十万円をもかけて作成してもらい、そして毎月数千円から数万円払って運営をお願いしていたウェブサイト。
追加・変更にお金がすぐかかる…
すぐに作業してくれない…
ちょっと前までは、ウェブサイトを持っているだけで、いろいろなお金・時間、手間がかかっていました。
それが今の時代。
「自分でやる」ことによって、ほとんどお金がかからず、好きな時間に、すぐにできるようになっています。
情報発信は、夢を叶える第一歩!
時代の嬉しい変化にのっかって、楽しくお仕事していきましょう!
2017年8月現在
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